「頼もしい限りです」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「頼もしい限りです」とは? ビジネス用語

この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「頼もしい限りです」について、その意味や使い方や言い換え表現などを徹底解説します。

「頼もしい限りです」とは?

「頼もしい限りです」のフレーズにおける「頼もしい」の読みは、「たのもしい」で、「信頼できる、頼りになる、期待できる」といった意味の言葉です。

次の「限り」「これ以上ない、この上ない」といった意味で、最後の「です」は丁寧語です。

したがって、「頼もしい限りです」のフレーズは「これ以上ない程信頼できる、この上なく頼りになる」といった意味の丁寧な表現となります。


「頼もしい限りです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「頼もしい限りです」のフレーズは、ビジネスシーンでは上司等の目上の人が、部下等の目下の人を評して使う表現で、能力ややる気を評価して、「この上なく頼りになる、この上なく期待できる」と、その部下や第3者に伝える表現です。

このフレーズを敬語表現に換えれば「頼もしい限りでございます」となりますが、こうした敬語表現に言い換えても、部下等の目下の人が目上の方に使うのは間違いと言えます。

目下の人が、目上の人をいくら「期待できる」とポジティブであっても評価することが、そもそも失礼に当たるからです。

使用に当たっては、この点十分に注意が必要です。


「頼もしい限りです」を使った例文

・『今年の新入社員は、多士済々で元気もあり、頼もしい限りです』
・『プロジェクトメンバーの決意表明は、頼もしい限りです』

「頼もしい限りです」の類語や言い換え

「頼もしい限りです」のフレーズは、「この上なく頼もしいです」「非常に頼もしく思います」「大変頼もしく存じます」等と言い換えることができます。

まとめ

「頼もしい限りです」のフレーズは「これ以上ない程信頼できる、この上なく頼りになる」といった意味の丁寧な表現です。

一般的には目上の人が目下の人を評して使う表現で、いくら敬語表現に言い換えても、目下の人が目上の人に使うのは、失礼に当たります。

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