この記事では「頼りにしております」について解説をします。
「頼りにしております」とは?意味
あてにしている、たのみとしている、という意味です。
「頼り」には、頼みとすること、何かをするときの支えとして頼っているものという意味があります。
人の力を借りると期待していることをいう場合もあります。
「ております」は「ている」の丁寧な表現で、現在の状態を表します。
「頼りにしております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、何かをするときの支えとして、話し手が他人を頼っているときに使用をします。
取引先への訪問で説明をします。
Aさんと先輩が一緒に取引先に向かうことになりました。
取引先には、日本語がわからず英語しか話せない人がいます。
日本人が多く働いている会社なので、日本語が話せる人はいます。
しかし、今回は英語しか話せない人とやり取りをしなければなりません。
Aさんは英語が話せず、先輩は英語ができます。
英語が話せないAさんは、相手にどう対応をしたらのよいかわからず、先輩をあてにしています。
このように他人をあてにするとき、頼みとするときにこの言葉を使用します。
相手を信頼していることが伝わる言葉ではありますが、状況によっては他人任せにしてしまっているように感じられます。
無責任だと受け取られることもあるので、使う状況を考える言葉です。
「頼りにしております」を使った例文
・『○○さんを頼りにしております』
「頼りにしております」の返答や返信
頼りにしてもらっても問題ないなら「任せてください」の意を伝えるとよいでしょう。
このように言われた側は、心強く感じるはずです。
頼ってもらっては困る場合、相手は心細く感じてしまうかもしれません。
しかし、頼られても困るのに頼ってもらい、望ましくない結果になってしまうようならば、頼らないで欲しいことを伝えておいた方がよいでしょう。
望ましくない結果とならないように配慮をします。
まとめ
この言葉は、他人を頼みとしているときに使うものです。
相手を信頼しているからこそ頼ることができます。
信頼していることが伝わる言葉ですが、状況によっては責任を押し付けているようにも感じられるので、使う場面を考えましょう。