「風邪など引かれませんよう、ご自愛」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「風邪など引かれませんよう、ご自愛」とは? ビジネス用語

ここでは「風邪など引かれませんよう、ご自愛」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「風邪など引かれませんよう、ご自愛」とは?

「風邪など引かれませんよう、ご自愛」は、寒い季節に用いられる文末の定型表現です。

意味としては、そういった時期なので風邪などを引かないように注意してくださいとなり、「寒い季節になりましたので、風邪など引かれませんよう、ご自愛ください」のように使われるのが通例です。

日頃より手紙のやりとりをしているような間柄でその締めにうまく用いられており、その意味から12月から翌2月くらい間まで使うことができる表現となっています。

文書向けのため、口語で使うことはまずありません。


「風邪など引かれませんよう、ご自愛」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「風邪など引かれませんよう、ご自愛」は、先のように、このあとに「ください」「くださいませ」などと続けて用います。

「ご自愛」は、自分の身体を大切にして欲しいという意味になるため、今は寒い季節なので、風邪などを引かないように注意して欲しいと言っています。

このような表現のため、ビジネスシーンで用いるには適していませんが、個人的に付き合いのある相手であれば文末の締めとして使うことがあり、畏まった用い方になるため、特に他社の人間に対して用いられています。


「風邪など引かれませんよう、ご自愛」を使った例文

・『年末の寒い季節ですので、風邪など引かれませんよう、ご自愛ください』
・『まだ寒い日が続いておりますため、風邪など引かれませんよう、ご自愛くださいませ』

「風邪など引かれませんよう、ご自愛」の類語や言い替え

・『お風邪など召されませんよう、ご自愛』
このように用いると、丁寧な使い方になります。

元の形でも丁寧な用い方となっていますが、その度合いが上がっており、「お風邪など召されませんよう、ご自愛いただければと思います」のようにそのまま言い替えになります。

これらの表現は、「どうぞご自愛〜」という形でもよく使われています。

まとめ

「風邪など引かれませんよう、ご自愛」は、寒い季節に文末の挨拶表現の1つとして使われています。

そのような季節なので風邪などを引かないように注意して欲しいといった用い方になり、そういった時期になる12月から翌2月までのシーズンに使われることが多い表現です。

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