この記事では「驚いております」について解説をします。
「驚いております」とは?意味
話し手側の驚く気持ちを表す言葉です。
「驚い」は「驚く」のことで、思わぬことに出会って心に衝撃を受ける、びっくりするという意味があります。
具体的な事柄にも、抽象的な事柄にも使われる言葉です。
「ております」は「ている」の丁寧な表現です。
「驚いております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、意外な出来事に出会い、それに衝撃を受けたことを伝える際に用います。
予想ができていることなら、驚くことはないでしょう。
予想できないからこそ、そのことに出会ったときに衝撃を受けます。
たとえば、このような場面で使用をします。
ある企業が新商品を発売しました。
発売を開始してみると非常に人気となり、SNSでも話題になりました。
開発した側は、まさかこんなにも人気になるとは思っていなかったので、この状態にびっくりしています。
その気持ちを伝えるときにこの言葉を用います。
「ております」と丁寧な表現をしているので、伝える相手は自分よりも上の立場の人です。
自分と同等または下の立場の人に対しては、「驚いているよ」「びっくりした」などの表現の方が自然です。
自分はびっくりしていても、相手はその事柄にびっくりしていないかもしれません。
同じ事柄でも人によって受け取り方は違います。
このようなときは、自分の驚きが伝わりにくいです。
自分の気持ちを理解してもらうためには伝え方が大切で、なぜ驚いたのかその理由を述べると、自分の驚きが伝わりやすくなります。
「驚いております」を使った例文
・『反響に驚いております』
「驚いております」の返答や返信
自分も驚いたならば、相手と同じ気持ちを持ったことを伝えるとよいでしょう。
自分と同じ気持ちになった人がいるとわかると、何となく安心できたり、親近感がわいたりします。
自分は驚かなかったとしても、相手の気持ちに共感するような態度をとることが望ましいです。
人それぞれ感じ方は違うので、相手の驚きを否定しないようにしましょう。
ショックを受けているようならば、立ち直れるように言葉をかけてあげてください。
まとめ
この言葉は、話し手の驚きを伝えるものです。
思いもしなかったことに出会うとびっくりします。
その気持ちを素直に表しています。
素直な気持ちを表してよい場面と、そうでないときがあるので、伝える場面を考えてください。