先輩に聞きたくなる、特殊なビジネスフレーズもあるものです。
「ccより失礼します」の正しい使い方と例文、言い替えの表現を調べていきましょう。
「ccより失礼します」とは?
この場合の「cc」とはカーボンコピーをあらわします。
オフィスのメールソフトに入っている言葉で、宛先の下に書いてある「cc」の項目を指しています。
「cc」が用いられる場合は共有したい情報があって、多くのメンバーに一斉送信される形式になります。
そのため個人宛のメール文では使わない言い方です。
また「失礼します」は謝罪のひと言をあらわします。
「ccより失礼します」でcc方式で送られたメールにも関わらず、やむを得ず返信しなくてはいけない時に用いられています。
「ccより失礼します」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
一斉送信されたメールを受け取ったものの、やむを得ない理由から、そのメールに返信文を送らなければいけないことがあります。
例えば送付されている内容に誤りがあったシーン。
チームメンバーの誤解を避けるために、その場で訂正したい時が考えられます。
間違った情報が広まってしまうのを防ぐことができるので、こうした使い方は得策といえるでしょう。
一方で「cc」を安易に用いるのはNGにあたります。
一斉送信のメールは基本的に返信しないことがマナーになっているので、間違えても「ご連絡ありがとうございます」だけの文を、メンバー全員に送り返さないよう注意しておきましょう。
チャット感覚で気軽に送信するのはマナー違反にあたるので、気を付けておきましょう。
「ccより失礼します」を使った例文
・『ccより失礼します。先程の案内文に、追記がございます』
・『ccより失礼します。先ほどのお知らせ文に、1点変更がございます』
「ccより失礼します」の類語や言い替え
「cc」と似ている言葉に「bcc」があります。
こちらはブラインドカーボンコピーの省略形です。
一斉送信ですが、送信先をメンバーに知らせたくない時に用いられています。
言い替えに「ccから失礼いたします」があります。
語尾を整えているので、丁寧に聞こえるでしょう。
まとめ
「ccより失礼します」を解説しました。
分からないフレーズを丁寧に学んでおくと、自信をもって業務にあたれます。
複数の敬語を学んでおき、実践に活かしていきましょう。
