ここでは「懇親会」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「懇親会」とは?
「懇親会」は、多人数が集まって親交を深めるに行われる会合のことです。
その場では飲食が提供されることがほとんどで、知らない人同士が集まることになる場合に使われる表現です。
「こんしんかい」と発音し、ビジネスシーンで行われる場合、例えば、あるシステムを提供している会社がこれを開催し、同じシステムを使っている会社の人たちを集めるといったような具合で、そのような場合には新たなビジネスチャンスとなることも多く、どこかが開くそれがあるという使い方から、もちろん自社でそれを主催するといった用い方をしても構いません。
「懇親会」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「懇親会」は、先のように知らない相手同士が集まる会合になる場合に用いられます。
よって、社内で開催する部署を超えた飲食を伴う会合の場合にはこのようには用いず、以下の類語で挙げる方を使うのが通例です。
これらは似たようなものだと思われていることが多いですが、知らない人同士なのか、ある程度は知っている仲で行うのかといった違いがあり、特にビジネスで使う場合には、正しい方を用いるべきなので注意してください。
尚、よく知った仲間うちだけで行う小規模のそれには「内親会」(ないしんかい)というまた別の表現があります。
「懇親会」を使った例文
・『来週の懇親会に呼ばれているが、予定があるので欠席しようと思っている』
・『グループ会社全体で集まる懇親会が年末に予定されているらしい』
「懇親会」の類語や言い替え
・『親睦内』
前述した、社内などある程度知れた仲同士で同様の会合のことで、こちらは「しんぼくかい」と発音し、元々ある程度の交流がある人間同士で行われます。
社内で行われる場合も多いですが、他社も含めて取引先や関係各社でどこかが発起人になってこれを開くといったことがあり、その時には会社としては取引があっても、実際に会ったことはないという人も一緒になる場合も少なくありません。
まとめ
「懇親会」は、知らない相手同士が集まって開かれる会合を指して使われます。
多くが飲食を伴って行われ、それによってお互いの親交を深めることが目的です。