「新年となり」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「新年となり」とは? ビジネス用語

ここでは「新年となり」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「新年となり」とは?

「新年となり」は、新しい一年となった1月に、そうなったのでという意味で用います。

例えば、「新年となり、気分を一新して仕事に励みたいと思います」のように使った時には、新しい一年になったので、新たな気持ちで仕事に臨むつもりだと言っており、「新年となり、いよいよ例のプロジェクトが始動がします」などといった、今年はそういう年だという使い方もよく見聞きします。

口語、文章のどちらでも用いることができるので、口頭で先のような今年一年の決意表明をする時にも向いており、ビジネスでは文章で今年は何かがある年だと用いるような使い方がよく見られます。


「新年となり」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「新年となり」は、基本的にそうなったことでこのようになる(する)という使い方になりますが、少し変わった用い方として、「新年になり、ますます寒さが増してきている毎日です」のような季節の挨拶表現として用いることができます。

この時には新年となったといったことに大した意味はなく、ちょうど一番寒い季節に向っているという最中だという使い方になっています。

このような使い方をする場合も含めて、新年になってなるべく早い時期に使うのが通例で、1月15日くらいまでがそのタイミングになります。

それを過ぎると、「新年」という言葉自体がもう合わなくなってしまうためです。


「新年となり」を使った例文

・『新年となり、今年もまた頑張ろうと気持ちを新たにしました』
・『新年となり、これから一番寒い時期に入ろうとしていますので、お身体にはどうぞお気をつけください』

「新年となり」の類語や言い替え

・『年も明けて』
新年になったことを年が明けたと言い替えており、このように使っても同じ意味になります。

よって、そのまま置き換えることができ、どちらにしても特に変わることはありません。

この両方を併用して、「年も明けて新年となり〜」といった用い方をしてもよく、そのような使い方は文章でよく見掛けます。

まとめ

「新年となり」は、新しい年になったことでという意味で用いられます。

この後にそうだからこそと続ける使い方になり、冬の季節の挨拶表現にするという少し変わった用い方もできる表現です。

その場合には、これから一番寒い季節になるというそれを作って使われています。

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