ここでは「間もない」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「間もない」とは?
「間もない」は、何かが起きたり、それを行ってからすぐにいう意味になります。
「彼は朝起きて間もないのに、もう運動を始めている」といったように用いると、起きてからすぐにもう運動を始めたと言っており、「前の地震から間もないのにまた地震が起きたと聞きました」のような使い方もよく見聞きします。
その前の事柄からそれほど時間が経ってないという意味であれば、色々な用い方をすることができる表現で、ビジネスシーンでも「前のメールから間もないのにまた催促のメールが着ている」などと使われています。
「間もない」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「間もない」は、何からそうだという使い方になるため、いくつか挙げて例のように、その「何から」と必ずこの前に添えて用いることになります。
ですが、全く関連のない事柄と結びつけて使うことはできず、何かしらの関連のある何かからすぐにという用い方がよく見られます。
挙げてきた中では「朝起きて〜」がそれにあたり、それ以外では同じような事柄がまた、という使い方になっています。
これらのような用い方が基本になると考えてよく、具体的にどれくらいすぐなのかという点には言及していないため、感覚としてそれがすぐのことだと思えば使うことができます。
「間もない」を使った例文
・『転勤して間もないのに、もう現地の環境に慣れたと言っていました』
・『前の休憩から間もないのに、また休憩をとろうとしている』
「間もない」の類語や言い替え
・『すぐさま』
この表現も同じように、何かからすぐにという意味になりますが、自然に起こった現象に対して使うには向いていないので、前述の「前の地震から〜」といったような用い方には向いていません。
「彼は車を降りて、すぐさま電話を掛け始めた」などと、誰かが自発的にすぐにそうしたという場合に言い替えに使える表現です。
まとめ
「間もない」は、前の事柄からすぐにという使い方になる表現です。
自然にそうなったという現象に対して使うこともできるので、様々なシーンで色々な用い方をされています。