ここでは「長らくお休みをいただいておりましたが」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「長らくお休みをいただいておりましたが」とは?
「長らくお休みをいただいておりましたが」は、長期間休んでいた後に出社した際に、または長期間休業していたお店や会社などが営業を再開した際に、その休みが終わったと伝えるために用いる表現です。
休み明けになる日や休み明けから最初になる連絡で使うもので、この後には「本日から営業を再開します」といったような文言が続きます。
そのような使い方をするため、使い道がかなり限られる表現ですが、休みが長かった場合ほどその後に出社した、営業を再開した時には早めに使うべきで、その必要がある相手にきちんともう休みは終わったと伝えることができます。
口語、文章のどちらでも使うことができ、近年ではメールでもよく用いられています。
「長らくお休みをいただいておりましたがのビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「長らくお休みをいただいておりましたが」は、「長らく」としているように、それなりに長期間休んでいた後に使うものです。
よって、3日間程度の休みで使うものではなく、短くても1週間以上は休んだ後に用いるのが通常です。
その期間をあらかじめ相手に伝えていたり、ホームページなどで告知していたような場合でも、改めて休みが明けたという知らせとして使うものです。
ただし、お店であれば全てのお客様からの問い合わせなどに対してこのように使う必要はなく、会社でも同様に伝えておくべき相手にだけ使ってください。
例えば、継続して取引を行っている他社や個人的によく連絡をとっている人に使うといった具合で、お店の場合も常連客にのみメールなどで発信するといったことがあります。
「長らくお休みをいただいておりましたが」を使った例文
・『長らくお休みをいただいておりましたが、今日より出社しております』
・『長らくお休みをいただいておりましたが、本日から全社とも営業を再開いたしました』
「長らくお休みをいただいておりましたが」の類語や言い替え
・『長期でお休みをしておりましたが』
こちらもビジネス向きで、意味は「長らくお休みをいただいておりましたが」と同様です。
どちらかと言えばBtoC向けの表現になり、ホームページなどでの告知に向いています。
表現的にそこまで謙っていないため、お得意様などの大切な相手に対しては「長らくお休みをいただいておりましたが」を使う方がおすすめです。
まとめ
「長らくお休みをいただいておりましたが」は、長期の休みの後にそれが終わったことを知らせるために使います。
休みが明けたその日やそれから最初の連絡の時に用いられ、この後に休みが終わったことを伝える文言を続けて使います。
