ここでは「メールにて年始の挨拶とさせていただきます」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「メールにて年始の挨拶とさせていただきます」とは?
「メールにて年始の挨拶とさせていただきます」は、年賀状の代わりに、または最初からメールでそれに相当する年始の挨拶を行う場合に用いる表現になります。
前者の場合、わざわざ「メールにて」としていることで、年賀状を出すことができなかったといったニュアンスになり、後者の使い方はビジネスシーンで多く見掛けます。
どちらの場合も「メールにて」と使っていることから、それ以外の連絡方法で用いることはなく、「こちらのメールにて年始の挨拶とさせていただきます」といったような使い方をすることが多いです。
「メールにて年始の挨拶とさせていただきます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「メールにて年始の挨拶とさせていただきます」は、年賀状の代わりに用いられる表現だと考えていいでしょう。
ビジネスシーンでそれほどの付き合いではない相手にそれを出すのは少し躊躇われる場合に、このように使ってメールでその代わりとするといった場合も多く、本当はそれを出したかったがつい忘れてしまったといった時にもうまく使うことができます。
年賀状を出した場合と同様の用い方になることから、松の内と呼ばれる1月7日までに使うもので、年始の営業開始が4日や5日になるビジネスシーンではそれより少し長く、15日までに用いられます。
「メールにて年始の挨拶とさせていただきます」を使った例文
・『謹んでこのメールにて年始の挨拶とさせていただきます』
・『こちらのメールにて年始の挨拶とさせていただきます。旧年中は大変お世話になりました』
「メールにて年始の挨拶とさせていただきます」の類語や言い替え
・『メールとなりましたがこちらを新年の挨拶とさせていただきます』
このように使ってもほとんど変わることはなく、言い替えにすることができます。
こちらを用いる場合、前に何かをつけることはなく、この形のままで文章の書き出しに使われており、年賀状の代わりにこのメールになってしまったという同様の用い方になります。
まとめ
「メールにて年始の挨拶とさせていただきます」は、このように用いるメールが年賀状やそれに相当するものになるという意味で使われます。
「メール」と明記していることから、それ以外の連絡方法には向いておらず、ビジネスシーンでも個人的に使うことができます。