この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「お問い合わせいただいた数量を確保できました」について、その意味や使い方や敬語表現を徹底解説します。
「お問い合わせいただいた数量を確保できました」とは?
「お問い合わせいただいた数量を確保できました」のフレーズにおける「お問い合わせ」は、「質問すること」を意味する「問い合わせ」に、敬意を示す接頭辞の「お」が付けられた言葉です。
また「いただいた」は「もらう」の謙譲語の「いただく」の過去形表現です。
次の「数量」は「数やや量」を意味する言葉で、「確保」は「確実に手に入れること、確実に押さえること」を意味する言葉です。
そして最後の「できました」は可能性表現の「できる」に丁寧語の「ます」の過去形の「ました」が付けられた表現です。
以上より、「お問い合わせいただいた数量を確保できました」のフレーズは「質問をもらった数を確実に仮押さえできた」といった意味の敬語表現となります。
「お問い合わせいただいた数量を確保できました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「お問い合わせいただいた数量を確保できました」のフレーズは、取引先や顧客からカタログに記載されている商品を複数個発注した場合、納期はいつになるかといった質問を受けた際に、その返答としてよく使われるフレーズです。
例えば「在庫を確認したところ、お問い合わせいただいた数量を確保できましたので、明日にでも発送可能です」等と使われます。
「お問い合わせいただいた数量を確保できました」を使った
・『お問い合わせいただいた数量を確保できましたので、明日にでも発送できます』
・『お問い合わせいただいた数量を確保できましので、発注手続きの程よろしくお願いいたします』
「お問い合わせいただいた数量を確保できました」の類語や言い換え
「お問い合わせいただいた数量を確保できました」のフレーズは「ご質問いただいた数量をキープできました」と言い換えることができます。
また、より丁寧な表現として、少し冗長な表現となりますが、「お問い合わせいただきました数量を確保いたすことができました」と言い換えることも可能です。
まとめ
「お問い合わせいただいた数量を確保できました」のフレーズは「質問をもらった数を確実に仮押さえできた」といった意味の敬語表現です。