ここでは「このたび復職いたしました」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「このたび復職いたしました」とは?
「このたび復職いたしました」は、一度その職場から居なくなった人間が復帰した場合に用いる挨拶表現になります。
辞めた理由は特に問わず、他の会社に勤めていた場合から、一時的に休職していたというケースでも使うことができ、「産休をとっていましたが、このたび復職いたしました」のような用い方もよく見聞きします。
他の部署に配置転換されていたといった場合には用いず、先の産休のような事情や、「昨年の10月に一度退社しましたが、このたび復職いたしました」のような使い方になる表現です。
「このたび復職いたしました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「このたび復職いたしました」は、先のように長い休み明け、または一度退職をした場合に使われる表現です。
その復帰時の最初の挨拶で用いられ、頭の「このたび」を「本日から」などと置き換えて使う場合も多いです。
その当日ではなく、後日に戻ってきたのかなどと聞かれた時に、「○日から復職いたしました」と復帰した日を挙げて用いる例も少なくなく、以前にその職場(会社などの組織)に居たが、事情によって長い休みをとっていた、もしくは一度退職をした人間が再びそこに戻ってきた時に使う表現だと覚えておけばいいでしょう。
「このたび復職いたしました」を使った例文
・『体調を崩して2ヶ月ほど休んでおりましたが、このたび復職いたしました。以前と変わらず、どうぞよろしくお願いします』
・『一度退職しましたが、このたび復職いたしました○○です。心機一転頑張りますので、よろしくお願いいたします』
「このたび復職いたしました」の類語や言い替え
・『このたび復帰いたしました』
この「復帰」とすると、休職していた時にのみ使える形になります。
よって、一度退職をした場合に使うことはできなくなるため、元の表現より使える幅が狭くなります。
そのため、無理にこちらにすることはありませんが、このように使うと休職明けの方だと分かりやすいため、こちらも覚えておくと表現です。
まとめ
「このたび復職いたしました」は、一度退職をした、または長い休みをとっていた後に職場に復帰した際の挨拶で用いる表現です。
「○日から〜」とその後から使うこともできるので、そのようなことがあった場合によく用いられています。