先方の申し出に、その場で答えにくいこともあるもの。
「改めて企画を検討しご連絡いたします」を見ていきましょう。
「改めて企画を検討しご連絡いたします」とは?
「改めて」とは、日を改めるという言い方になります。
大人のビジネスマナーとして用いられる表現で、その場でお断りしにくい場合に使われています。
この場合は先方が持ってきた企画書に、その場でイエスと答えられない時に用います。
じっくり考えてから、答えを出したい時に使用していきましょう。
「改めて企画を検討しご連絡いたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この場合の「企画」は先方の営業マンが立てた提案書をあらわします。
そのため「企画を検討し」と繋げていくと、素っ気なく聞こえてしまうことも。
先方の企画に対しては「ご提案」や「ご提案の内容」とあらわすことが多いので「ご提案の内容を検討し、改めてこちらからご連絡いたします」と組み立て直していきましょう。
「改めて」は仕切り直しをあらわすので、文の後半に持ってくる方がスムーズに聞こえます。
なめらかに聞こえる日本語を目指して、推敲していきましょう。
「改めて企画を検討しご連絡いたします」を使った例文
・『御社の企画案を検討し、改めてご連絡いたします』
・『社内でご提案内容を検討し、改めてご連絡いたします』
「改めて企画を検討しご連絡いたします」の類語や言い替え
同じような言い方に「日を改めてご連絡させていただきます」も挙げられます。
「御社の企画案につきましては、日を改めてご連絡させていただきます」のように用います。
返答を今日ではない別日に設定することで、そこまで期待を持たせすぎない内容の文をつくれます。
また「ご提案いただき、ありがとうございます。
社内の会議にかけますので、少々お時間をいただけますでしょうか」もあります。
どちらも言いたいことは同じですが、与える印象を変えることができます。
まとめ
「改めて企画を検討しご連絡いたします」を解説しました。
営業の提案をもらった時の返答文として使います。
前後の文を調整しながら、すっきりしたビジネスメールに仕上げてください。