「三度目の正直」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「三度目の正直」とは? ビジネス用語

小さな頃に習ったことわざに、自信がなくなる時もあるもの。

「三度目の正直」にまつわる、正しい使い方を見ていきましょう。

「三度目の正直」とは?

一回目や二回目は駄目になっても、三回目なら上手くいくことがあります。

「三度目の神正直」という格言のように、神様に運をお任せしていれば、いつかは挽回できるチャンスがあることを示した明るいことわざです。

「次こそ、必ず上手くいく」と願望をこめて用いてみましょう。

ちなみにこの場合の「正直」とは、偽りがないことをいいます。

自分の信念を曲げずに過ごしていれば、かならずその延長線上に間違いのない結果がくることを表現しています。

諦めないことの大切さを伝える、前向きな名言といえるでしょう。


「三度目の正直」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「三度目の正直」は気持ちをしっかり持っていれば、いつかは明るく状況が傾くことをいいます。

励まし、エールの意味合いで使われることが多いので、部下や後輩を励ましたい時に引用していきましょう。

一方で昇格試験に何度も落ちている先輩や上司に「三度目の正直です」と声をかけると、馬鹿にされているように感じられます。

確率論を例えた表現なので、目上の方に気安く使うのは控えておきましょう。

余計な言葉を重ねない方が丸く収まることもあるので、言い過ぎ、やり過ぎに気を付けておきたいです。


「三度目の正直」を使った例文

・『三度目の正直という信念を大切に、日々を送っています』
・『三度目の正直を信じて、次回のコンペに備えましょう』

「三度目の正直」の類語や言い替え

よく似た言い方に「二度あることは三度ある」もあります。

これは「同じ失敗が繰り返されること」を示した、戒めの表現です。

一方で言いかえの表現として「三度目は定の目」が挙げられます。

「三度目の正直」と同じ意味があり、一度目と二度目は満足できない結果になっても、三度目は思い通りになることを例えています。

この場合の「定の目」はすごろくで用いる、サイコロのこと。

一回目二回目はアウトでも、三回目なら自分に都合のいい目が出ることを例えています。

「次こそ三度目の定だから」と明るい使い方ができるので覚えておきましょう。

まとめ

「三度目の正直」について見てきました。

正しい使い方を知って、仕事の場に役立てていきましょう。

タイトルとURLをコピーしました