「明日以降」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「明日以降」とは? ビジネス用語

ビジネスシーンに限らず、スケジュール管理がしっかりできるかどうかは人としての信頼に関わります。

相手から指定された日時の認識が間違えれば、場合によっては信用を失うことすらあるものです。

「明日以降」という表現もまた、人によっては間違いやすい表現ですので、これより解説していきます。

「明日以降」とは?

「明日」「あす」「あした」と読むことは当然ですが、ビジネスシーンでは「あす」と読む傾向が強いようです。

意味は当然に「翌日」のことであり、この「明日」が発せられた、あるいは書かれた日の次の日を意味しています。

問題となるのは「〜以降」であり、「〜から」の意味ですが、「〜から」同様に基準となる日を「含む」ことに注意しましょう。

これは数字などの「以上」「以下」とも共通で、「以」が付くと「それ自体も含む」のです。


「明日以降」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

ビジネスにおいては、一定の時間が経たないと、物事が上手く進まないことがあります。

事前にそのことを説明する必要があるのですが、その際に「〜以降」というフレーズがよく使われます。

例えば、12月10日から発売される商品があって、それを発売日以前に欲しいと言ってきた客がいる場合、「該当商品は12月10日以降に発売日となりますので」と言った形で説明します。

そして、既に触れたように、「明日以降」「明日も含んでそれから後」という意味になります。

更に、明日や明後日といった指定や日付の他に曜日名を使うこともあります。

「木曜(日)以降」などがこのパターンですが、基本的に直近の曜日以外は使うべきではありません。

尚、「以降」の後に期限を区切る表現や説明がない場合には、「該当日を含んでそれからずっと」という意味になります。

「明日以降」だけなら、「明日からずっと」ということになるのです。


「明日以降」を使った例文

「明日以降」を用いた実際の使用パターンを挙げてみましょう。

・『明日以降しばらく雨が降り続くようだ』
・『お荷物のお届け可能日は、明日以降一週間以内までです』

「明日以降」の類語による言いかえ

「明日」「翌日」「よくじつ」がもっとも適切な言いかえでしょう。

「以降」「から」「より」でも代用できますが、公文書では明確に、「時や場所の起点」「から」を用いることとされているので、ビジネス上も「明日から」とした方が無難と思われます。

まとめ

「明日以降」「明日から」の意味であり、「明日から」同様に「明日」も含みます。

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