この記事では「開始しますが」について解説をします。
「開始しますが」とは?
はじめるけれど、という意味です。
「開始」には、はじめること、はじまることという意味があります。
「開」は物事をはじめる、はじまる、「始」ははじめる、はじまるという意味を持つ漢字です。
「し」は「する」のことで、物事や行為を行うという意味です。
「ます」は敬意を表します。
「開始しますが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、物事をはじめるけれど、何かがあるときに用います。
たんに「物事をはじめる」とだけ伝えるのではありません。
何かをはじめるとだけ伝えたいのであれば、「開始します」という言い方をします。
この場合は「が」が続いているので、まだ伝える事柄があります。
「10時には開始しますが、まだ○○さんが来ていません」といった使い方ができます。
ある物事を10時にはじめるつもりでいます。
その物事に○○さんも参加をするのですが、その人がまだやって来ていません。
この後には、○○さんがやって来なくても物事をはじめるのか、やって来るまで待つのかなどを伝えることになります。
「しますが」は「いたしますが」とすると丁寧です。
「する」を相手を敬う言い方にすると「いたす」となります。
何を開始するのかは、この言葉の前に述べます。
いつ、何をはじめるのか伝えましょう。
「開始しますが」を使った例文
・『今日中に開始しますが、準備が間に合うか不安です』
「開始しますが」の返答や返信
何をはじめるのか、この後に何が伝えられるかによって、返答の内容が変わります。
はじめるつもりだけれど、まだその準備ができていないと伝えられたとします。
その場合は、予定通りにはじめられるように準備を急がなければなりません。
可能ならば自分が手伝いをしましょう。
他の人たちに協力を求める必要もあるかもしれません。
はじめるけれどある人が来ていないという場合は、その人が来るまで待つのか、来なくてもはじめるのか決めることになります。
まとめ
この言葉は、ある物事をはじめるときに用います。
はじめるとだけ伝えたいのではなく、まだ伝える事柄があります。
「が」で言葉を切るとまだ伝えたいことがあるのではと疑問を持たれるので、「ます」で言葉を切るか、後に言葉を続けるかしましょう。
