次回の報告について、述べたい時もあるもの。
「ご連絡に関しましては」の正しい使い方を見ていきましょう。
「ご連絡に関しましては」とは?
この場合の「ご連絡」は電話やメールなど、相手への伝達をいいます。
「関しましては」は「その件については」と同じような意味があります。
今後の連絡方法について、何かしら伝えたい時に用いられています。
「ご連絡に関しましては」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご連絡に関しましては」は連絡方法や頻度について、お伝えする場面で用いられています。
例えば来週は他の予定が立て込んでいて、連絡の頻度が少なくなることをお伝えしたい時は「来週のご連絡に関しましては、少々お返事が遅れる場合もございます。
大変申し訳ございません」とします。
また次回以降の連絡を、電話ではなくメールやビジネスチャットでお願いしたいと伝える場合は「次回以降のご連絡に関しましては、ビジネスメールまたはビジネスチャットをお願いできれば幸いに存じます」とします。
仕事の内容やコミュニケーションの手段について、伝えたい時に用いてみましょう。
一方的な押しつけになると横柄に聞こえてしまうため「勝手なお願いで恐縮ですが」など、お詫びの言い方も付け加えておきたいです。
「ご連絡に関しましては」を使った例文
・『次回のご連絡に関しましては、メールでお送りする予定でございます』
・『詳細なご連絡に関しましては、打ち合わせ時にお伝えいたします』
「ご連絡に関しましては」の類語や言い替え
「ご連絡に関しましては」の類語に「ご連絡につきましては」も挙げられます。
「関しましては」と同じニュアンスがあるのが「つきましては」です。
平仮名の表現なので優しい印象になり、丁寧に聞こえます。
このほか言い替えの表現に「ご連絡ですが」があります。
「来週のご連絡ですが」や「次回のご連絡ですが」とナチュラルに伝えられます。
まとめ
「ご連絡に関しましては」をお伝えしました。
正しい使い方をインプットして、敬語の達人を目指してください。
