何か理解不能なことがあったら、「分からないので教えてください」と人に頼むのは大切なことです。
知識の向上にも役立つこの表現の使い方や、適切な言い換えについてご紹介します。
「分からないので教えてください」とは?
物事に不明な点がある時に、それを知っている人などに対して教えを請う時の表現です。
「分からないので教えてください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
業務を進める上では、知識や技術的なことについて把握しておらず、分からないことは誰にでもありがちです。
そんな時に先輩や上司などの詳しそうな人に対し、「分からないので教えてください」と聞くことになります。
とくに相手が目上の存在であるならば謙遜する言動をして、「すみませんが」などを先に述べておく必要があるでしょう。
またこの時にはどんな物事が分からないのかについて、相手に明確に伝えることも必要です。
ただしこの言い方は目上に対しては敬語として相応しくないとも言われるので、適切に言い換える必要もあります。
「分からないので教えてください」を使った例文
・『こんな時はどう対応したら良いか分からないので教えてください』
・『場所を調べても分からないので教えてください』
「分からないので教えてください」の類語や言い替え
「分からないのでお教えください」は、おしえて欲しいことを表す尊敬語「お教えください」を使った丁寧な表現です。
「分からないのでご指導いただけませんか」は、おしえ導くことを意味する「ご指導」と、くれませんかの謙譲語「いただけませんか」を用いてうやうやしい言い方となります。
「不明な点についてご教示ください」の場合は、相手におしえて欲しいことを伝える「ご教示ください」を用いた形です。
まとめ
理解ができないことについて教えを請う場合に使うのが、「分からないので教えてください」という表現なのでした。
これを使う時には「すみませんが」などを先に述べたり、目上に対しては適切な言い換えをすることが必要です。
別の言い方をするなら、「お教え下さい」や「ご指導いただけませんか」などを使ってみて下さい。