頑張って取り組んでいるはずなのに、「困難となってしまいました」と言われたら誰もが意気消沈してしまうものです。
失敗にも関わるこの表現の正しい使い方、相応しい言い換えなどを確かめてみましょう。
「困難となってしまいました」とは?
物事の目標を成功させることが難しく困った状況になっていることを、相手に告げる時の表現です。
「困難となってしまいました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
あらゆる企業では常に成功に向けた取り組みをしていますが、時にトラブル発生などが原因になって、目標達成が難しくなってしまうことがあります。
そんな時に関係者に対し口頭やメールなどで「困難となってしまいました」と伝えることになるでしょう。
ただ難しいと言えば多少の成功の可能性を感じさせますが、実際にはもう完全に駄目になっている場合も含んでいることに気をつけてください。
「困難となってしまいました」を使った例文
・『都合により新規事業の継続が、困難となってしまいました』
・『出勤が困難となってしまいましたが、来週は大丈夫です』
「困難となってしまいました」の類語や言い替え
「困難と言わざるを得ません」は、自分の本意ではないけれど難しいという判断は覆せないという意味の表現です。
「困難な状況となりました」とすれば、その場のありさまを表す「状況」を用いて、困難になっていることを表します。
「厳しい局面となりました」は、困難が多くて大変な意味を持つ「難しい」と、物事の形勢を表す「局面」を併せている言い方です。
「手に負えません」と言うなら、自分の力ではどうにもならないことを表すことができます。
まとめ
目標の達成が厳しい状況なことを相手にお伝えする表現が、「困難となってしまいました」なのでした。
難しいと言っている場合、すでに完全アウトな場合もあことには注意が必要です。
言い換える場合は「困難と言わざるを得ません」「手に負えません」などを用いるのが良いでしょう。
