イベントや会の終了を、お伝えしたいことがあります。
「終えることができました」の正しい使い方を見ていきましょう。
「終えることができました」とは?
この場合の「終える」とは、大きな式典やイベントが何事もなく完了したことを意味しています。
「できました」は誇らしい気持ち、ほっとした気持ち、両方ふくむ言い回しです。
トラブルやアクシデントなく済んだことを、報告する言い方になっています。
「終えることができました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
ひとつの催し物が終わったことを、報告するフレーズです。
この日の為にずっと時間をかけて準備してきたので、終われば感慨もひとしお。
関係者の方に「ありがとうございました」と素直にお礼の心を伝えておきましょう。
またこちらの言い方は、葬儀の席でもつかうひと言です。
「通夜と葬儀を無事に終えることができました。
お足元の悪い中、お集まりいただきありがとうございました」と喪主の立場でお礼を伝える際にも適しています。
イベントや式典、葬儀など色々な会で使える表現なので、頭に入れておきましょう。
式が何事もなく終えられたのは、多くの方の協力があってこそなので、どんな時も頭を下げる気持ちを忘れないようにしましょう。
「終えることができました」を使った例文
・『おかげ様で本日の式典を終えることができました』
・『皆様方のお力添えもあり、無事に葬儀を終えることができました』
「終えることができました」の類語や言い替え
同じような言い方に「無事終えることができました」もあります。
イベントのほか、年末のあいさつ文でも使えるワンフレーズです。
「色々あった1年でしたが、無事終えることができました。
〇〇様には感謝の気持ちでいっぱいです」等を綴っていきます。
このほか言い替えの表現に「滞りなく終わりました」や「滞りなく相済ませました」が挙げられます。
「相済ませました」は、葬儀の席が無事に終わったことを告げる言い方なので心得ておきましょう。
まとめ
「終えることができました」をお伝えしました。
適切な表現を学んで、敬語の達人を目指していきましょう。