「差し上げました」というビジネス用語の「意味・使い方・例文・類語の言い替え」を分かりやすく解説していきます。
「差し上げました」とは?
「差し上げました」とは、「与えました・送りました・メールや電話をしました」という行為をへりくだっていう謙譲語のビジネス用語です。
「差し上げました」という言い回しは、「差し上げる」という謙譲語の過去形になっています。
「差し上げました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「差し上げました」というビジネス用語は、「相手に対して何かの物を与えたとき+相手に対してメールや電話で連絡をしたとき」に使うという使い方になります。
「差し上げました」という自分の行為をへりくだる謙譲語の敬語表現は、ビジネスメールの書き言葉でも電話・対面での話し言葉でもどちらでも違和感なく使うことができます。
使うときの注意点は、「自分の立場や行為をへりくだる謙譲語の過去形なので、自分よりも目上の相手に連絡したり何かを上げたときにしか使わない」ということです。
「差し上げました」を使った例文
・『一昨日、議事録を添付したメールを差し上げましたがお読みいただけたでしょうか』
・『○○課長にどうしても直接ご確認させていただきたい用件がございまして、先ほどお電話を差し上げました』
・『先日の打ち合わせの際にお伝えするのを忘れていた契約内容がございまして、ご連絡を差し上げました』
「差し上げました」の類語や言い替え
「差し上げました」の類語・言い替えの表現を紹介します。
・『ご連絡しました』
・『お電話しました』
・『メールをお送りしました』
・『上げました』
・『与えました』
・『付与しました』
・『贈与しました』
「差し上げました」は「電話やメールの手段を使って連絡しました」の意味合いで使われることが多いため、「ご連絡しました」という類語で言い替えることができます。
「お電話を差し上げました・メールを差し上げました」の用例から、「お電話しました・メールをお送りしました(メールしました)」も類語として挙げることができます。
「差し上げました」には「目上の相手に物を上げたり与えたりする」の意味合いもあります。
そのため、「上げました・与えました・付与しました・贈与しました」なども似た意味を持っている類語になります。
まとめ
「差し上げました」というビジネス用語について詳しく解説しましたがいかがでしたか。
「差し上げました」の意味・使い方・例文・類語の言い替えを知りたいときは、この記事の解説内容をチェックしてみてください。
