この記事では「感じたのですが」について解説をします。
「感じたのですが」とは?意味
心に思ったのだけれど、という意味があります。
「感じ」は「感じる」のことで、心の中にある気持ちを持つという意味です。
「た」は、動作や作用が過去に行われた意を表します。
つまり、何かを感じたのはこの言葉を伝えている時点ではなく、その前です。
「です」は「だ」「である」の丁寧な表現です。
「感じたのですが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手が心に思ったことを伝えるときに用います。
ある気持ちを抱いたとだけ伝えるならば、「感じました」という言い方をします。
この場合は「です」で言葉を切っていないので、後に言葉が続きます。
たとえば、ある事柄に違和感を覚えたときに用います。
他社からある製品の紹介を受けました。
他社の人は、この製品のいいところをいろいろ教えてくれました。
この説明をAさんは上司と一緒に聞きました。
話を聞いた後、Aさんは「何か変なところがあるぞ」と心の中に思いました。
その気持ちを上司に伝える際に、このような言葉を用います。
この例の場合だと「が」の後には、「○○が変だと感じたのですが、部長はどのように感じましたか」のような使い方をします。
「あなたはどう思いますか」「私の感じたことは正しいのでしょうか」など、問いかけの言葉が続くことが少なくありません。
自分が思ったことに疑問を感じたときは、他人の考えを聞いてみるとよいでしょう。
自分と他人が違う考えを持ってあたり前です。
感じたものが違ったとしても、他人の考えを聞くことで自分を客観視することに役立ちます。
「感じたのですが」を使った例文
・『○○と感じたのですが、□さんはどのように思いましたか』
「感じたのですが」の返答や返信
どのように感じたのか尋ねられたときは、自分が心に思っていることを伝えてください。
相手と違ったとしても、正直なところを伝えるとよいでしょう。
違った感じを持ったとしても、相手の感じたものを否定しないでください。
自分が感じたものが相手と違っても構いません。
感じるものに正解も不正解もないのです。
まとめ
この言葉は、話し手の感じたものを伝えるときに用いるものです。
自分が心に抱くことを伝えるのは恥ずかしいかもしれません。
それでも、伝えてみてはどうでしょうか。