「ご退席いただいても差し支えございませんので」とはどのように表現する?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「ご退席いただいても差し支えございませんので」とは?
「ご退席いただいても差し支えございませんので」という言葉は、講習会や研修会、セミナーなどに参加している人に対して、途中で退室しても良い旨を伝える際に使う表現となります。
厳格なセミナーなどの場合、途中で退室することが難しい雰囲気のものも少なくないので、事前に開催者側がこのように声がけしておくことで、参加者が遠慮せずに退席できるようになります。
「ご退席いただいても差し支えございませんので」と伝えるケースとしては、講習会の冒頭に伝えることが考えられますが、途中の段階でも「ご退席いただいても差し支えございませんので」と改めて伝えると退室しやすい雰囲気となります。
「ご退席いただいても差し支えございませんので」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご退席いただいても差し支えございませんので」という言葉をメールで使う場合、参加する講習会の案内を送る際に「ご退席いただいても差し支えございませんので」と伝えると相手が参加しやすくなります。
事前に伝えておくことで、相手は気兼ねせずに参加申し込みが可能となります。
使用する際の注意点としては、途中退席ができる時間に制限がある場合には、しっかりと事前に伝えておくことが重要となります。
仕事等の都合で途中での退席が必須となる相手としては、退席可能時間が限られていると困ってしまう可能性があり、トラブルとなってしまう恐れもあります。
会話で使用する際にもしっかりと途中退席が可能となる時間を伝えたうえで、「ご退席いただいても差し支えございませんので」と使うとよいでしょう。
「ご退席いただいても差し支えございませんので」の正しい敬語表現
「ご退席いただいても差し支えございませんので」という言葉を敬語で伝える場合、そのまま「ご退席いただいても差し支えございませんので」と使うことで十分に敬意を表すことが可能となります。
「ご退席いただいても差し支えございませんので」を使った例文
・『個人の事情にあわせてご退席いただいても差し支えございませんので遠慮せずにご応募ください』
・『いつでもご退席いただいても差し支えございませんので奮ってご参加ください』
「ご退席いただいても差し支えございませんので」の類語や言い替え
「ご退席いただいても差し支えございませんので」の類語や言い替えとしては、「途中までの参加でも差し支えないので」といった表現が使われます。
まとめ
「ご退席いただいても差し支えございませんので」という言葉は、セミナー等の開催者が頻繁に使う表現となるので、正しい使い方を覚えておくと参加者にとっては非常に助かります。