「未定となっております」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「未定となっております」とは? ビジネス用語

この記事では、「未定となっております」について詳しく紹介します。

「未定となっております」とは?

まだ決まっていないことを伝えるフレーズです。

未定には、「はっきり分からないこと、決まっていないこと、明らかでないこと」などの意味があります。

「となっております」は、「〜となる」を丁寧にした言い方です。

「〜となる」は物事の変化やその結果を表す言葉で、「おります」は謙譲語なので、敬意を表しています。

「未定となっております」は、まだ決まっていないことをへりくだって表現しているのです。


「未定となっております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「未定となっております」は、予定がまだはっきりしない場合などに用いられる言葉です。

例えば劇場などで何らかのトラブルが発生し休演することになった場合、「再開は未定となっております」と発表したりします。

間違いやすい表現としては、「予定は未定となっております」があります。

予定はすでに決まっているものを指すので、「予定は未定」という言い回しは間違いです。

その場合「今後については未定となっております」などの表現が適しています。


「未定となっております」を使った例文

・『次回の会議の開催は未定となっております』
・『今後のスケジュールは未定となっております』

「未定となっております」の類語や言い替え

「未定となっております」の言い替え語には、「決定しておりません」「検討中でございます」などの言い替え語があります。

「決定しておりません」は決定していないことを伝える言葉なので、未定であることと同じ意味になります。

「検討中でございます」は、現在検討している最中であることを伝えています。

検討している段階ということは何も決定はしていないので、未定であることと大きな違いはありません。

検討には、「物事を良く調べて考える、あらゆる面から調べて良いか悪いかを考える」といった意味があります。

まとめ

「未定となっております」は、まだ決定していないことを丁寧に伝えるフレーズです。

「決定しておりません」「検討中でございます」等の言い替え語があります。

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