古いしがらみを捨てて、前進したい時があります。
「心新たに」の適切な使い方を見ていきましょう。
「心新たに」とは?
決意を固めて、一歩前に進んでみたい時があります。
「心新たに」の「新たに」は、古い布を洗って綺麗にするというニュアンスがあるので、心の洗濯をして新しい日々と向き合う気持ちが示されています。
「心新たに」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
環境が変わった時に、用いるフレーズです。
ただ「心新たに」だと、ポエムの一説のように感じられてしまいます。
ビジネスシーンでは「心」を「気持ち」に置きかえて用いることが多いので心得ておきましょう。
「気持ちを新たにして」で新しい気持ちで前に進むというニュアンスがあります。
新しい部署に配属された時の挨拶文、転職先の自己紹介に用いられることが多いので、気持ちよく自分の気持ちを表現していきましょう。
「心新たに」を使った例文
・『気持ちを新たにして、精一杯頑張っていきます』
・『産休明けで緊張していますが、気持ち新たに取り組んでまいります』
「心新たに」の類語や言い替え
似ている言い方に「心機一転」というフレーズがあります。
気持ちのリセットをおこなう際に、例えられる四字熟語です。
心のレバーを切り替えて、前に進む際に用いられています。
例えば異動があった時の、新しい部署での挨拶文に使えます。
「これまでの経験を活かしつつ、心機一転頑張っていきます」と引用できるので覚えておきましょう。
このほか言い替えの表現として「気を引き締めて」や「緊張感をもって」や「皆様の期待に応えられるよう」や「皆様の足を引っ張らないよう」も挙げられます。
大勢の前でスピーチする時は緊張しますが、自分の心にふさわしい表現を選び、一生懸命話せば伝わるものです。
慌てると早口になってしまうので、ゆっくりとしたスピードを心がけつつ、丁寧に話していきましょう。
まとめ
「心新たに」をお伝えしました。
適切な表現を覚えて、スピーチの達人を目指してください。