ビジネスの現場では、さまざまな用語が使われます。
その中には、時にはその使用法を間違って覚えているケースもあります。
ここでは、「追加となりました」という言葉のビジネスでの使われ方に関して詳しく解説します。
「追加となりました」とは?
「追加となりました」とは、文字通り、何かが「追加された」ということを表す言葉です。
「追加」とは、英語では「add」あるいは「additional」のことで、今までのものとは別のものが加わったという意味です。
そして、「となりました」とは、「の状態に変化した」ということを表しています。
これを総合すると、「今までになかったものが新しく加わった状態に変化しました」ということになります。
「追加となりました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「追加となりました」をビジネスで使用する場合は、何かの新しい商品が入ったとか、手順書に新しい項目が追加になったとかでしょう。
ただ、ここで気をつけなくてはならないのは、「追加となった」には敬語が含まれていないこと、そして、人間に対しては、あまり適切ではないことです。
したがって、この表現を使う場合にはあまり目上の人には不適切で、さらに「追加となった」のは人間ではいけないということです。
「追加となりました」の正しい文章表現
ここでは「追加となりました」の正しい表現に関して解説します。
この表現は、実は「追加になりました」とも言い換えられます。
しかし、この2つは微妙にニュアンスが違い、「追加となりました」が、一般的な違いとして「に」が自然にそうなったというニュアンスに対して、「と」は、いろいろあった結果としてそうなったというニュアンスがあることです。
「追加となりました」を使った例文
・『このシリーズに新製品が追加となりました』
・『今回、新しくチャンネルが追加となりました』
「追加となりました」の類語や言い替え
「追加となりました」の類語や言い換えの言葉としては、ほぼ同じような意味の「加わりました」や「プラスされました」「付加されました」などがあります。
まとめ
この記事では、「追加となりました」のビジネスでの使い方に関して解説してきました。
今回ご紹介した言葉以外にも、使い方が難しい言葉はたくさんあります。
この機会に言葉に関する知識を蓄えておきましょう。