この記事では、「お申し込みいただけますと幸いです」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「お申し込みいただけますと幸いです」とは?
「お申し込みいただけますと幸いです」は、自社の商品やサービスに申し込んで欲しいと伝える丁寧な表現です。
「お申し込み+いただけます+と+幸いです」で成り立っている語で、「お申し込み」の「お」は尊敬語も接頭辞、「意思表示して手続きすること」という意味、「いただけますと」はは動詞「もらう」の謙譲語「いただく」の可能形に、丁寧語「ます」、接続助詞「と」が付いた語、「幸いです」は「望ましくありがたい」という意味の「幸い」に、丁寧語「です」が付いた語、全体で「意思表示して手続きしてもらえると望ましくありがたい」の敬語表現になります。
「お申し込みいただけますと幸いです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「お申し込みいただけますと幸いです」は、相手に是非自社の商品やサービスを利用して欲しいとお願いしたり、自分達の都合が良いやり方で手続きして欲しい時などに使われます。
お願いする意味が含まれていますので、「恐れ入りますが」などのクッション言葉を使うとより丁寧になります。
非常に丁寧な表現で、このまま目上の人や社外の人に使えます。
「お申し込みいただけますと幸いです」を使った例文
「お申し込みいただけますと幸いです」を使った例文は以下の通りです。
『手続きの関係上、今週中にお申し込みいただけますと幸いです』
申し込みの期限が、今週中であることを伝えて、早くするよう勧めています。
『以下の専用ウェブサイトからお申し込みいただけますと幸いです』
ネット上に必要事項を入力して、申し込み手続きをして欲しいことを伝えています。
「お申し込みいただけますと幸いです」の類語や言い替え
「お申し込みいただけますと幸いです」の類語や言い替えは以下の通りです。
『お申込みくださいますと幸いです』
「ください」は「くれ」の尊敬語で、主体が相手になりますが、「いただく」と同じ意味で使われます。
『お申込みくださいませ』
「ませ」は「丁寧の気持ちを込めて、相手にある動作を要求する意を表す語」という意味です。
『お申込みいただけますと幸甚に存じます』
「幸甚(こうじん)」は「この上もない幸せ」という意味、「存じます」は動詞「思う」の謙譲語「存ずる」の連用形「存じ」に、丁寧語「ます」が付いた語です。
まとめ
今回は「お申し込みいただけますと幸いです」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。