人や物などが来ない時に、「到着しておりませんので」という場合があります。
予定通りに行かないことを言い表すフレーズですが、その正しい使い方などはどうなっているのかご紹介します。
「到着しておりませんので」とは?
現在必要としている物や人が、いまだ現地にたどり着いていないので、予定通りにできないことを人に伝える時の表現です。
「到着しておりませんので」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
会議に参加する予定の人が来なかったり、届くはずの荷物が来ないといった出来事はありがちです。
そんな時に問い合わせて来た関係者や顧客などに対して、「到着しておりませんので」と説明をする使い方をします。
この時に何が原因で到着できないのか、到着していないのでどうなるかについても、含めたほうが良い場合があるでしょう。
ただしこれを目上の人物や取引先に言う場合、「早く送ってください」などと付け加えると上から目線になることには注意が必要です。
「到着しておりませんので」を使った例文
・『お荷物は到着しておりませんので、ご連絡するまでお待ち下さい』
・『関係者が到着しておりませんので、始めることができない状況です』
「到着しておりませんので」の類語や言い替え
「到着いたしておりませんので」は、するの謙譲語である「致す」を用いている、改まった言い方です。
「たどり着いておりませんので」は、尋ねながら目的地に行き着く意味の「たどり着く」を用いた表現となります。
「未到着でございますので」の場合は、到着していない意味の「未到着」と、あるの丁寧語「ございます」を併せた形です。
まとめ
いまだ必要な人や物がまだ来ておらず、予定通りに行かない時に「到着しておりませんので」が使われるのでした。
これは言い方によっては、上から目線になることには注意してください。
丁寧に言う場合には、「到着いたしておりませんので」などの言い方を選んでみると良いです。