この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「周知徹底させます」について、その意味や、使い方や言い換え表現などを徹底解説します。
「周知徹底させます」とは?
「周知徹底させます」のフレーズにおける「周知徹底」の読みは「しゅうちてってい」で、「広くすみずみまで、きちっと知れわたらせること」を意味する四字熟語です。
また、「させます」は「させる」の連用形に、丁寧語の「ます」が付けられた表現です。
したがって、「周知徹底させます」のフレーズは、「広くすみずみまで、きちっと知れわたらせます」との意味の丁寧な表現です。
「周知徹底させます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「周知徹底させます」のフレーズの類似表現として「周知させます」が挙げられます。
ここで使われている「周知徹底」は、「周知」よりも重要事項に対して使われ、また漏れの無いよう知らせることを強調する言葉です。
したがって、「周知徹底させます」のフレーズは、「周知させます」よりも強い表現だと言えます。
また、このフレーズが使われる場面としては、従業員に必要なことが周知できていなかったことにより、相手の方に迷惑をかけたような際に、責任者が謝罪の言葉と共に、再発防止策として述べることが多い表現です。
迷惑をかけた際には、まず謝罪の言葉を述べ、その上で再発防止について述べるのが一般的ですが、このフレーズはその再発防止策に対する言及であり、謝罪の言葉そのものではないので、間違えぬよう注意が必要です。
「周知徹底させます」を使った例文
・『二度とこうしたことが起きないよう、従業員に周知徹底させます』
・『再発防止に向けて、再度周知徹底させます』
「周知徹底させます」の類語や言い換え
「周知徹底」の類語としては「周知」や「意識徹底」が挙げられます。
したがって、「周知徹底させます」のフレーズは「周知させます」や「意識徹底させます」と言い換えることができます。
また、「させます」の表現を換えて「周知徹底いたします」と言い換えることもできます。
まとめ
「周知徹底させます」のフレーズは、「広くすみずみまで、きちっと知れわたらせます」との意味の丁寧な表現です。
相手の方に迷惑をかけた際に、謝罪の言葉と共に述べられる再発防止策の言葉の一つです。
