この記事では「移転することと相成りました」について解説をします。
「移転することと相成りました」とは?意味
事務所などの場所が変わることになった、住所が変わることになった、という意味です。
「移転」には、建物などの位置を変えること、住所を変えることという意味があります。
「相成り」は「なる」の改まった言い方で、ある状態に変わる、実現するという意味です。
「まし」は「ます」のことで敬意を表し、「た」はある行為が過去に行われた意や完了した意を表します。
「移転することと相成りました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、移転のお知らせをするときに用います。
移転をするならば、かかわりのある人たちに知らせをしましょう。
知らせておかないと、郵便物や荷物などを以前の住所宛てに出してしまったり、間違った場所を訪れてしまったりします。
そういったことのないように、移転する前に知らせておきます。
取引先に対しては、対面やメールで伝えます。
お客さまに対しては、ホームページやSNSでお知らせの形で伝えたり、メールマガジンを送っているならその中で伝えたりするとよいでしょう。
お知らせの際には、新しい場所の住所を伝えてください。
人が訪れる機会が多い企業ならば、新しい場所の地図をメールなどにのせておくと親切です。
地図があった方がわかりやすくなります。
「相成りました」は「なる」の改まった言い方で丁寧な印象になります。
しかし、日常の会話の中で使う機会の少ない言葉なので、違和感を覚える人もいるかもしれません。
この部分は「なりました」としてもよいでしょう。
「移転することと相成りました」を使った例文
・『○月○日に□に移転することと相成りました』
「移転することと相成りました」の返答や返信
事務所などの場所が変わるようなので、新しい場所はどこかなのか確認をしましょう。
住所が伝えられているはずです。
荷物を送るときは、古い住所の場所に送らないように気をつけてください。
違う人が受け取ってしまうと問題になります。
電話番号が変わることもあり、連絡をするときに間違えないでください。
まとめ
この言葉は、事務所などの場所が変わるときに伝えるものです。
古い住所に荷物などが送られないように、場所が変わるならかかわりのある人たちに知らせておきましょう。
