ここでは「一緒に仕事をさせていただき」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「一緒に仕事をさせていただき」とは?
「一緒に仕事をさせていただき」は、その相手と何かの仕事を一緒に行った後に用いる表現です。
例えば、「一緒に仕事をさせていただき、色々と勉強になりました」と使えば、それが自分のいい勉強になったと言っており、「〜いただき、とても光栄でした」などとすると、その相手と一緒に仕事ができたことが名誉なことだったと使っている例になります。
このように、それがいいことに繋がったという意味で使う表現のため、用いることができるシーンが限られており、自分が尊敬している相手や他社の人間などとの仕事になった場合に使われています。
「一緒に仕事をさせていただき」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「一緒に仕事をさせていただき」は、そのままだと先のような使い方に限定されてしまいますが、「一緒に仕事をさせていただく」と語尾を変えると、「この度、一緒に仕事をさせていただくことになりました」のように、その相手とこれから一緒に仕事をする前の挨拶として使えたり、「〜させていただくにあたり、注意していただきたいことがあります」とすると、一緒に仕事をする上での注意点を述べていくことができます。
尚、「ご一緒に〜」と使うと丁寧になるため、ビジネスではそちらにして用いる場合が多く見られます。
「一緒に仕事をさせていただき」を使った例文
・『一緒に仕事をさせていただき、とてもいい経験になりました』
・『この度は一緒に仕事をさせていただき、大変心強かったです』
「一緒に仕事をさせていただき」の類語や言い替え
・『ご一緒させていただき』
こちらは「ご」とつけて用いるのが一般的で、単に同行したといった内容から、仕事を一緒にしたという場合にも使うことができる表現です。
よって、言い替えにすることができますが、仕事の場合には元の表現の方が向いているので、その時にこちらに無理に言い替える必要はありません。
まとめ
「一緒に仕事をさせていただき」は、その相手と一緒した仕事が自分にとっていいことに繋がったという用い方をする表現になります。
悪い意味になる使い方をすることはなく、いい勉強になった、光栄だったなどと用いられます。