ビジネスとは基本的に「営利目的」に行われるわけであり、それに伴う活動は全て「営業活動」とも言えます。
今回はこの「営業活動」に関わるフレーズである「営業活動につきまして」を解説してみたいと思います。
「営業活動につきまして」とは?
まず「営業活動」の意味をしっかり把握することが必要です。
そのため「営業」の意味から調べてみましょう。
「営業」とは、「利益を求めて事業を行うこと」です。
一方の「活動」の意味は、「働き、動くこと」とされています。
つまり、「営業活動」とは、「利益を求めて(事業を行うために)働き動くこと」という意味になるのです。
次に問題となるのは「〜につきまして」ですが、これは「〜について」を丁寧な表現にしたものです。
尚、文頭で使われる場合には、「したがって」や「そこで」と言った意味になりますので、その違いを明確に認識してください。
「営業活動につきまして」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「営業活動につきまして」というフレーズが、「営業活動について」ということを意味している以上、この後には営業活動に関して何らかの伝えるべき内容が続くことになります。
例えば「営業活動につきまして、事業部ごとの成績をご報告いたします」や「営業活動につきましては、一層の効率化が必要だと感じます」と言った内容が続きます。
概ね考えられる「内容」としては、上記2例の「報告」系や「意見」の他に単純な「連絡」などが考えられるでしょう。
「営業活動につきまして」を使った例文
それでは実際に使用されるような例文を挙げてみます。
・『営業活動につきまして、販売目標の改定が行われました』
・『年末年始の営業活動につきまして、以下の通りご連絡いたします』
・『昨今の営業活動につきまして、同業他社と比較した結果、我社には課題が多いと感じます』
「営業活動につきまして」の類語による言いかえ
「営業活動」の類語としては、「事業活動」や「営利活動」が考えられます。
カタカナ英語の使用も可能とするのであれば、「セールス活動」も該当するでしょう。
「につきまして」の部分は、既出の「について」や「に関して」で言いかえとしては足ります。
以上を踏まえて、「事業活動について」や「営利活動に関して」という、「営業活動につきまして」の言いかえが成立するのです。
まとめ
「営業活動につきまして」とは、「企業の利益目的の活動について」という意味で、この後には営業活動に関する報告や意見もしくは連絡といった内容が続きます。