自分や誰かの留学についてを取り上げる場合には、「留学しており」が使われます。
自己紹介にも用いることができる表現ですが、どう言い回したら良いか、言い換えはどうするかなどについて確かめてみてください。
「留学しており」とは?
本人や関係する人物が、海外の学校に留学していた経験についてを話す時の表現です。
「留学しており」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
面接や社内での自己紹介の機会には、自分自身の留学経験を話すことがあります。
それについてアピールする目的で、「留学しており」を使うことが可能です。
また関係する人物の留学状況について、話題にする時にも使うことができるでしょう。
これを用いるならば、何処の国のどんな学校に留学したかなどの状況を、明確にするのが良いです。
また留学していたから何語が話せるとか、外国文化に適応できるなどの強みのアピールに繋げることもできます。
ただし留学しておりとの言い方は、丁寧さや尊敬の念がこもっていないため、言い換える必要があるかも知れません。
「留学しており」を使った例文
・『私は昨年まで留学しておりましたので、英語を話すことには支障ありません』
・『彼女は現在米国に留学しておりまして、来年に帰国すると伺っております』
「留学しており」の類語や言い替え
「留学いたしており」は、するの謙譲語となる「いたす」を用い、自分や他人が留学した状況を話す時のうやうやしい表現です。
「ご留学経験があり」は、相手が過去に留学していた状況について、尊敬の念を込めて表す言い方となります。
「ご留学なされており」は、するの尊敬語である「なさる」を用いて、相手に敬意を込めた表現です。
まとめ
過去の留学経験を語ったり、自己アピールする時に「留学しており」を使うのでした。
これは敬語としては相応しくない場合があるかも知れません。
その場合は状況によって「留学いたしており」などを選び取ってみるのが適切です。