ここでは「来週でしたら以下の日程で伺うことが可能です」の使い方やその際の注意点などを詳しく見ていきます。
「来週でしたら以下の日程で伺うことが可能です」とは?
「来週でしたら以下の日程で伺うことが可能です」は、このように使う相手先に“来週であれば、これ以下に記載する日程でお邪魔できます”と伝えるために使います。
よって、続けてその日程を提示する必要があり、相手にそれでどうかと訊ねている表現です。
日程は○日の△時といったように1つだけ記載する場合だけでなく、○日か×日の△時以降といったような形でもよく、2つ以上、または△時以降などと記載をした時には相手にその範囲でいつがいいのかを選んでもらうことになり、その返答待ちとなります。
日程の記載が必要なことから、文章で使う表現となっており、ビジネスでは他社の人間に対して、こちらの都合のつくタイミングで相手先の会社まで出向くという時に使うものです。
「来週でしたら以下の日程で伺うことが可能です」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「来週でしたら以下の日程で伺うことが可能です」と使うシチュエーションとしては、相手から何かの用件で来社して欲しいと頼まれたような時、または、出向いての説明などを行いたいので、この日程ではどうかといった時になると考えていいでしょう。
後者の場合、「是非お会いしまして詳しいご説明をさせていただきたいと思います。
来週でしたら以下の日程で伺うことが可能ですので〜」のような使い方になり、自分から出向くと言い出しているだけに、1つだけでなく、いくつかの日程を提示するものです。
尚、これはビジネスマナーになりますが、提示する時間を12〜13時の間とするのは控えてください。
この時間帯は一般的な会社では昼休みとなるため、相手のその時間を潰してしまうことになってしまいます。
また、13時というのも昼休み明け一番ということになるため、昼からということにしたい場合には少し余裕をもたせて13時半以降にするのが一般的です。
「来週でしたら以下の日程で伺うことが可能です」を使った例文
・『こちらも是非お会いしたいと思っておりました。来週でしたら以下の日程で伺うことが可能です』
・『来週でしたら以下の日程で伺うことが可能ですので、そちら様のご都合をお知らせください』
「来週でしたら以下の日程で伺うことが可能です」の返答や返信
このように使われた側は、自分から来社して欲しいといったように伝えた時には、提示された日程の中から選択する、そのどれも都合が悪ければそれを伝えるという返答をする必要があります。
そうではなく、相手側から来社したいといったように使われた時には、具体的な日程をいくつか提示されたとしても、その来社という行為自体を断ってしまっても構いません。
ただし、あまり無碍に断ると失礼になってしまうため、今はまだ必要がない、またの機会にといったようなやんわりとした断り方が求められます。
まとめ
「来週でしたら以下の日程で伺うことが可能です」は、読んだ通りに来週ならこれ以下に記載する日程で出向くことができると表現しています。
ビジネスシーン以外でも用いられることがありますが、その場合も出向く場所が相手の会社以外になるだけで、使い方としては一緒です。