「お返事をいただけておりませんでしたので」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「お返事をいただけておりませんでしたので」とは?
「お返事をいただけておりませんでしたので」とは、「こちらからの質問に対するご返信をいただいておりませんでしたので」あるいは「回答について触れられておりませんでしたので」などという意味合いで用いられている表現です。
ビジネスの場において、取引先や顧客などとの以前のやり取りの中で、あることについて取り上げたもののまだそのことについて返答をもらっていなかったり、回答を保留にしている旨を改めて伝える場合に使われている言い回しです。
「お返事をいただけておりませんでしたので」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「お返事をいただけておりませんでしたので」とは、ビジネスシーンにおいて取引先や顧客などからもらうべき返事をまだ受け取っていない状態の際に用いられている表現です。
あることについて相手が返答を忘れていたり、回答に困っていて返信に時間がかかっている場合などに用いられており、「催促するわけではございませんが」などというクッション表現と共に使用すると、より丁寧な印象を与えられる言い回しになります。
「お返事をいただけておりませんでしたので」を使った例文
・『取扱商品に関するお値引きにつきまして、まだお返事をいただけておりませんでしたので、ご返答を引き続きお待ちしております』
・『来期の新プロジェクトにつきまして、現状ではまだご協力いただくお返事をいただけておりませんでしたので、引き続きご検討いただきますようお願い申し上げます』
「お返事をいただけておりませんでしたので」の類語や言い替え
・「ご回答をいただいておりませんでしたので」
・「急かしてしまうようで大変恐縮ですが」
・「引き続きよいお返事をいただけますようお待ち申し上げております」
まとめ
「お返事をいただけておりませんでしたので」とは、ビジネスシーンにおいて「お待ちしているご回答がいただけていないようですので」などという意味合いで使われている言い回しです。
使用する際にはこのフレーズがもっている意味やニュアンスなどをしっかり理解しながら、場面や状況などに応じて上手に使いこなすようにしましょう。