ここでは「思う通り」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「思う通り」とは?
「思う通り」は、このように使った側の考えていた通り、という意味になります。
「少々混乱があり、思う通りにはいきませんでした」のような用い方になり、この場合には何の問題もなく進行すると思っていたものの、そうもいかなかったと言っています。
それとは逆に、「開店時間から入店したので、思う通りの買い物ができました」のように、考えていた通りになったと使うことも多く、そうできた、そうはならなかったという使い方になる表現です。
挙げた例のように、過去形で用いる場合が多いですが、「思う通りにいけばいいのですが」などとこれから先のことに対して使うこともできます。
その時には「考えている」通りと置き換えて解釈してください。
「思う通り」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「思う通り」は前述のように、基本的にはそうなった、そうではなかったと使い方になり、これから先のことに対して使う時には、考えている通りという解釈で、そうなればいいが、またはそうはならないだろうと用いられます。
このような意味に合っていれば、「思う通りにはいかなかったが、それに近い契約をとることができました」といったように続けて使っても構わず、ビジネスシーンでも「弊社の思う通りに事が運んでいます」などとよく用いられています。
どのようになれば考えていた通りなのかといった点は使う側次第になりますが、それについての制限などは特にありません。
「思う通り」を使った例文
・『この分だと、こちらの思う通りの展開になったと言っていいでしょう』
・『こちらの思う通りにいけば、かなり安く購入することができそうです』
「思う通り」の類語や言い替え
・『思い通り』
この形にしても意味が変わることはなく、使い方も一緒です。
ただし、少し砕けた表現になるため、ビジネスシーンには適しておらず、そちらでは「思う通り」として使った方がいいでしょう。
全体的にフランクな会話や文章においてはその限りではないので、こちらもよく用いられています。
まとめ
「思う通り」は、考えていた(いる)通り、という意味で使われています。
過去形として使う場合にはそうなった、そうはならなかったと用いることになり、これから先に対してはそうなればいいが、そうはならないかも知れないといったように使う表現です。