ここでは「業務を遂行する」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「業務を遂行する」とは?
「業務を遂行する」は、業務内容になるものを最後まできちんと行う(つもり)だという意味で用いる表現になります。
「もちろん現地ではきちんと業務を遂行するつもりです」のように使った時には、その現地において、与えられた業務内容をきちんと最後まで行うつもりだと言っており、「周りの協力もあり、業務を遂行することができました」とした場合には、協力を得たお陰で最後までそれを完了させることができたという解釈になります。
これらの使い方の他に、「この業務を遂行するのは難しくなってきた」などと使っても構いません。
「業務を遂行する」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「業務を遂行する」は、仕事内容にあたるものをこれから最後まで行う(つもり)、またはそういった内容が終わったと使う表現になるため、個人的に行うべきことや、特に仕事とは繋がらないものにたいして用いることはできません。
また、「遂行する」という使い方が堅いので、使う相手は上司や目上の人になり、そのためには、といった使い方をすることもできます。
口語で使えないこともありませんが、文章向けの表現になり、比較的畏まった報告になる場合に用いられています。
「業務を遂行する」を使った例文
・『早速その業務を遂行するための準備に入りたいと思います』
・『スケジュール的に厳しい内容でしたが、何とかこの業務を遂行することができ、安堵しています』
「業務を遂行する」の類語や言い替え
・『やり遂げる』
こちらも同様に、「○○をやり遂げるつもりです」や、「この仕事をやり遂げることができました」といった使い方ができます。
「業務を〜」とすればそのまま言い替えにすることができ、それ以外の個人的に行った内容に対してそうできたと用いても構わず、何より堅くなることがないため、こちらの方が使いやすい表現だと考えていいでしょう。
まとめ
「業務を遂行する」は、仕事内容になるものをこれから最後まで行う(つもり)、またはそれがきちんと完了した、またはそのためには、と使うこともできる表現です。
堅い表現になるので、主として文章でビジネスシーンにおいて使われています。
