「私に分かることでしたら」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「私に分かることでしたら」とは? ビジネス用語

この記事では「私に分かることでしたら」について解説をします。

「私に分かることでしたら」とは?意味

私が知っていることなら、私が理解していることなら、という意味です。

「私」は話し手のことを指しています。

「分かる」は、理解する、区別がはっきりするという意味です。

「でし」「です」のことで、「だ」「である」を丁寧にした言い方です。

「たら」は、実際にはそうなっていない事柄を仮に実現したと考えていう意を表します。


「私に分かることでしたら」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、質問を受けつけられるときや、相手の疑問に答えようという気持ちがあるときに使用をします。

何かを尋ねられても、自分に分からなければ答えられません。

「この人なら知っている」と期待して質問をした側は、答えてもらえないと残念な気持ちになるでしょう。

答えられることと、答えられないことがあるとはっきりさせておく必要があるのです。

この言葉を伝えておけば、答えられないこともあるのだと聞き手にわかってもらえます。

自分に分からないことなら、「分からない」とはっきり伝えることが大切です。

適当なことを伝えては相手に不都合を与えるかもしれません。

たとえば、ある商品の値段を尋ねられたとします。

自分はその値段を知らないのですが、だいたいこのくらいだろうと思うので、その値段を伝えました。

しかし、実際には伝えた値段よりも高いです。

こういったことがあると、相手は実際に値段を見たときに驚いてしまったり、購入できると思っていたのに値段が高くて手がでなかったりしてしまいます。


「私に分かることでしたら」を使った例文

・『私に分かることでしたら、お答えいたします』

「私に分かることでしたら」の返答や返信

質問をしてもよいという場面なら、不明なことがあれば尋ねてください。

相手が知っていることなら答えてくれます。

知らないことは答えてくれないので、質問をすればなんでも答えてくれるものとは思わないようにしておきましょう。

期待をすると、期待に応えてもらえなかったときに残念な思いをします。

まとめ

この言葉は、話し手が理解していることなら答えられるといった場面で用いるものです。

適当なことはいわず、分かることを伝えるようにしましょう。

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