ここでは「突然のご報告」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「突然のご報告」とは?
「突然のご報告」は、何の前触れもなく何かの報告を行う時に用いる表現です。
「突然のご報告になりますが、この度結婚することになりました」のように、それなりに大きい事柄を対象にして使う表現になり、相手はそれを伝えたい個人になる場合だけでなく、他人数の前で発表するといった使い方をすることもできます。
先の例では一般的に考えていい内容をそれとして使っていますが、その手の用い方だけでなく、急に起こった悪いことを伝える時にも使われます。
例として、「突然のご報告ですが、○○社が昨日をもって倒産したようです」などといった用い方がそれにあたります。
「突然のご報告」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「突然のご報告」は、いいこと、悪いことのどちらともとれる用い方にも使われています。
例えばビジネスシーンで、「突然のご報告ですが、○月△日をもって退社することとなりました」と部署内に伝えるという用い方がそれになります。
使った方としては、自身のこれからのための前向きな退社といった用い方なのかも知れませんが、辞められることが困る人も居るかも知れないといった具合です。
つまり、急に伝えるそれなりに大きな内容になることであれば、そのほとんどにこの表現を使って構わず、丁寧な表現になるので上司や目上の人を相手に用いても何も問題ありません。
「突然のご報告」を使った例文
・『突然のご報告ですが、我が社の製品が○○賞を受賞したという連絡がありました』
・『突然のご報告となりますが、○○社が昨日営業を停止したそうです』
「突然のご報告」の類語や言い替え
・『突然のご連絡』
この「ご連絡」とすると使い方が全く異なり、これまでに面識がなく、連絡もとったことがない相手へそれを行う時に使われる冒頭の挨拶表現になります。
「突然のご連絡、大変失礼いたします。
我が社は〜」といったような流れで、飛び込みになる営業メールなどによく用いられており、初めての連絡になるという意味で使われています。
まとめ
「突然のご報告」は、それについて何の前触れも中、いきなりそういった報告を行うというシチュエーションにおいて用いられています。
その内容はどのようなものであっても構いませんが、それなりに大きなことでないと大袈裟になってしまうので、そちらには注意して使ってください。