「この期に及んで」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「この期に及んで」とは? ビジネス用語

ここでは、「この期に及んで」について解説します。

「この期に及んで」とは?

「この期」「このご」と読みます。

意味は、この大事な時、いよいよという時、です。

また、「及んで」には、結果としてある状態、段階になることを意味します。

つまり、「この期に及んで」とは、この大事な時になって、いよいよという段階になって、といった意味になります。

多くの場合、優しい言い方で言われる言葉ではなく、怒りの感情に任せ言い放たれることが多い言葉になります。

また、自分自身の不甲斐なさを思い「この期に及んで」を使用することもあります。


「この期に及んで」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

基本的にネガティブな事に対し用いられることが多い言葉になります。

ビジネスシーンにおいて、今になって言われても遅い。

今更、何を言っているのか。

いまだにできていないとはどういうことか。

など、問題点を指摘する際に使用することが多い言葉です。

そのため、取引先や上司などからお叱りの言葉として言われることが多い言葉になります。

間違っても、部下が上司に。

また、取引先などに使用することができる言葉ではありません。


「この期に及んで」を使った例文

・『この期に及んで、全く作業に手を付けていないとはどういうことだ』
・『最近の新人は、この期に及んで何を言っているのかと思うことが多い』

「この期に及んで」の類語や言い替え

「この期に及んで」は、わかりやすい言葉に言い替え使用することも可能です。

もう引き返すことなどできない気持ちを意味する場合には、「今になって」「今更」「ここに来て」「ここまで来て」「ここまでやっておいて」などに言い替えることが可能です。

また、取り返しがつかない状態の際には「今頃になって」「こんな時に」「せっかくここまで来たのに」などに言い替えることが可能です。

まとめ

以上のような意味を持つ言葉「この期に及んで」

怒りの気持ちに任せ言い放たれることも多い言葉です。

「この期に及んで何を言っているんだ」と上司から激怒される際に用いられることも多い言葉になります。

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