「別途相談させてください」とは?
ビジネスにおけるメールや会話での使い方や例文を徹底した解釈で以下に詳しく説明します。
「別途相談させてください」とは?
このフレーズの「別途相談」ですが、「別途」には「別の方法・やり方、別の方面」という意があり、ここでは「別に」「別で」という意味合いになります。
そのため、「別途相談」は問題解決のために「別に相談しましょう」「別で話し合いましょう」という意味合いになります。
「別途相談」は主に求人募集時に使われる言葉で、「提示されている事項とは別の事項についても相談に応じる」という意味となっています。
これに対し、よく似た言葉に「応相談」「要相談」という語句があります。
「応相談」も求人募集やイベント会場の案内文に使用されています。
通常は括弧付き表記で、該当項目の直後に記載されています。
ここまでは「応相談」も「要相談」も同じですが、この2つの違いは相談によって受け入れられる可能性が異なることです。
「問題解決のためあなたの意見に応じられる」という意思表示として使われるのが「応相談」で、相談すれば受入れられる可能性が高いものを言います。
一方、「要相談」は、「例外的なことなので相互に相談する必要がある」という意思表示で、必ずしも受け入れられるというわけではないということです。
整理すると、「応相談」「要相談」は求人募集に記載している項目に関して相談ができるという意で、「別途相談」は求人募集に記載していない項目について別に相談できるという意です。
「別途相談させてください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
例えば、求人募集で「基本給は経験や資格・能力に応じ別途相談」という記載があった場合、提示された基本給以外に経験や能力によっては相談できるという意味です。
記載スペースの関係で詳細内容が書ききれない場合などは、別途相談として個別に話し合いましょうということになっています。
特に個人によって相談する内容が異なるケースが多い場合は、詳細をすべて記載するのではなく、別途相談として一くくりにまとめて簡略化するには便利なフレーズです。
「別途相談させてください」を使った例文
・『給与は経験や資格・能力に応じ別途相談させてください』
・「『自家用車使用の場合は別途相談させてください』
別途相談させてください」の類語や言い替え
このフレーズに類似した言葉や言い替えの一例を紹介します。
・『給料は経験や資格・能力に応じ別途相談させてください』
まとめ
別途相談は、求人募集において記載が省略されている項目について別に相談に応じるという意です。