「以下の内容でお見積もりをお願いいたします」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「以下の内容でお見積もりをお願いいたします」とは? ビジネス用語

ここでは「以下の内容でお見積もりをお願いいたします」の使い方やその際の注意点などを詳しく見ていきます。

「以下の内容でお見積もりをお願いいたします」とは?

「以下の内容でお見積もりをお願いいたします」は、この表現以下に記載する内容全てでどれくらいの納期、費用になるかといったことを出してくださいと頼む際に使う表現になります。

ビジネスでそのような内容のことを「見積もり」と呼んでおり、それを見た上で実際に注文したり、購入するかどうかを検討するものです。

相手は自社製品に使う部品を発注しているような業者だったり、それなりの規模のシステムの導入を考えている場合にはそのシステム会社となり、相手側が納期、及び費用がきちんと出せるようにできるだけ細かいことまで記載します。

2つ以上のケースに対してこの見積もりをお願いすることもでき、その場合はプランA、プランBといったように別の(または、一部が異なる)内容を記載して、それぞれの場合の見積もりをもらうことができます。


「以下の内容でお見積もりをお願いいたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「以下の内容でお見積もりをお願いいたします」は、これ以下に見積もりに必要になる情報を記載して使うため、文章専用の表現となっています。

この表現を使った後に、続けて表のようにした一覧を記載することが多く、それが見積もりを依頼する内容になります。

この「見積もり」という言葉は軽く算出したものという意味で使うこともありますが、ビジネスにおいてはきちんとした内容のことになり、金額は消費税額まで含めたもので、納期もアバウトに範囲をもたせない、○月△日などとなると考えていいでしょう。

その見積もり内容に不満があれば交渉という形になることがあり、大きく考えと違った時にはそれさえせずに断ってしまうこともあるでしょう。

見積もりはあくまで見積もりで、本題となる作業などを依頼するものではなく、それを見て先のような判断をするものです。


「以下の内容でお見積もりをお願いいたします」を使った例文

・『御社の経理システムの導入を考えておりますので、以下の内容でお見積もりをお願いいたします』
・『ソフトの改造を依頼したいと思っています。以下の内容でお見積もりをお願いいたします』

「以下の内容でお見積もりをお願いいたします」の返答や返信

「以下の内容でお見積もりをお願いいたします」という表現と共に、この後に具体的な「見積もり」を出すために必要な内容を提示された時には、それとしてそのために掛かる期間や費用をきちんと算出して返答する必要があります。

簡単な例では、納期は10日間、人件費が1日5万円で10日分、材料費としてAが15万円、Bが10万円、交通費などの雑費として5万円、それに消費税のような内容の提示になり、この場合はその内容で10日間での完成予定、合計80万円+消費税の費用が掛かるといったものが「見積もり」です。

まとめ

「以下の内容でお見積もりをお願いいたします」は、指定した内容の詳しい納期や費用の提示を求めて使われる表現です。

そのようなものを「見積もり」と呼び、受け取った方はそれを見て発注を考えることになります。

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