何らかの品物を入手する目的で、上から「取りに行ってください」と指示をされるような場面があります。
取りに行く物は注文した商品など色々とあるものですが、これの使い方や言い換えなどについて考えてみましょう。
「取りに行ってください」とは?
業務に必要な品物などを、指定の場所まで取りに行くよう、相手に伝えるために使われる表現です。
「取りに行ってください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
仕事を進める上で必要となる物品は多々ありますが、それを特定の場所まで取りに行くことも頻繁です。
その役目を委ねられた人が「取りに行ってください」と指示を受けた上で、指定された場所へ赴くことになります。
取りに行く物としては、倉庫の道具、注文した商品、お花見の場所など様々です。
これを用いる場合、「品物を」などのように、具体的に何を取りに行くのかについてを、はっきりと示すことが必要です。
その際には場合によって、受け取り場所の名前、所在地、連絡先などの情報も伝えておかなければいけません。
ただこれは指示する言葉であるので上から目線となっており、目上に対して使うことは難しいでしょう。
その場合は丁寧な表現に変える必要もあります。
「取りに行ってください」を使った例文
・『倉庫のほうに必要な物があるので、今すぐ取りに行ってください』
・『お花見の場所が重要なので、担当の者は早めに取りに行ってください』
「取りに行ってください」の類語や言い替え
「〜をお受け取りにいらっしゃってください」は、取ることを丁寧に言う「お受け取り」と、行くの尊敬語である「いらっしゃる」を併せた丁重な表現です。
「〜にてお受け取り願います」は、場所を表す「にて」と、お願いする言葉を併せることで、取りに行くことを丁寧に言い表しています。
「〜にてお受け取りください」という場合も、上と似たような意味となるでしょう。
「取りに行く必要がございます」は、必ず要る意味の「必要」と、あるの丁寧な言い方の「ございます」を用いた言い方です。
まとめ
品物などを取って来るよう相手に伝えるにあたり、「取りに行ってください」を用いることができます。
これは場所の情報なども、合わせて伝えることが大切です。
また上から目線な表現でもあるので、場合によっては適切な言い換えを考える必要があるでしょう。