「直近」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「直近」とは? ビジネス用語

ここでは「直近」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「直近」とは?

「直近」は、このように使った時点から近い順のことという解釈で使われています。

「直近の予定は以下になります」と用いて、今日を含めた先の予定を順に並べていったり、「そこに行ったのは、直近では3日前です」とした時には、今日より前で近い順のうち、最もそれになるのは3日前だと言っています。

「直近では○○と△△に行きました」のような使い方をしてもよく、それらは過去のこととして使っているように、これから先、もしくは近い過去という使い方ができる表現ですが、そのどちらとして用いているかは使われ方ですぐに分かるため、それに迷うことはまずありません。


「直近」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「直近」は、「直近で行こうと考えているのは〜」などと用いればこれから先のことになり、「直近で行ったのは〜」のような使い方の場合には今日より前の過去のこととなります。

つまり、今後のことを対象にしたい場合には予定がそれになるため、既に過ぎた日の内容とは異なり、必ずしもその通りになるとは限りません。

よって、「○○を開催する直近の予定は以下の通りです」といったような用い方をしてそれを以下に並べていった場合、それらはあくまで予定で、今後計画している内容です。

「直近で行ったお店は以下の通りです」などとすれば、過去のその一覧といった使い方になります。


「直近」を使った例文

・『直近に○○を訪れたのは、2ヶ月前のことです』
・『直近では○月△日にそちらに伺う予定になっています』

「直近」の類語や言い替え

・『近日』
「きんじつ」と発音し、近い過去、または未来のことを指して用いられます。

そして、「○○には近日伺う予定があります」などと、具体的な日程などは含めずに使われる表現で、「近日に行ったことがあるお店の中では○○が一番でした」のように用いれば、過去のこととして使うことができます。

まとめ

「直近」は、これから先の近い未来、または近い過去のことを指して用います。

その順で一番近い、または近い順といった意味になり、その一覧や、過去のこととしてそれ(直近)には該当がないと用いたり、近いうち(直近)にその予定があるなどと使われている表現です。

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