「お門違いかもしれませんが」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「お門違いかもしれませんが」とは? ビジネス用語

これまでに人に対して「お門違いかもしれませんが」を用いる機会はあったでしょうか。

これは「お門違い」の意味から分からない人も多そうです。

どのような意味でどう使っていくかなどを確かめてみてください。

「お門違いかもしれませんが」とは?

物事の対処で間違った方向を目指しているかもしれない状況について、理解しつつも意見を伝える時に使われる表現です。

「お門違い」は間違った門に入ることが語源で、転じて間違った方向を目指すとの意味があります。


「お門違いかもしれませんが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

自分が間違った方向に進んでいると、認識を持つことがあります。

そんな状況かもしれないと気づきながら、人に意見を伝えるにあたり「お門違いかもしれませんが」を使うことになるでしょう。

お門違いになりやすいものと言えば、方向性、結論、発想、仮説、予想、思いつきなどがあります。

「この発想は」などのように何がお門違いかを前置きすることが適切で、その後にどうなるか、何をするかなどを続けることも可能です。

お門違いの「お」は尊敬語で相手を敬う形ですが、「かもしれませんが」はやや軽い印象となる表現なので、場合によっては言い替える必要があるでしょう。


「お門違いかもしれませんが」を使った例文

・『この発想はお門違いかもしれませんが、このまま続けるとリスクが大きくなりませんか』
・『この仮説は事実とは全くのお門違いかもしれませんが、報告しておくことにしました』

「お門違いかもしれませんが」の類語や言い替え

「お門違いの可能性もございますが」は、あるの丁寧な言い方「ございます」を用いた表現です。

「見当外れかもしれませんが」は、推測が当たっていないことを表す「見当外れ」を使って同じ意味としています。

これは「見当違い」「的外れ」としても同じ意味です。

「筋違いかもしれませんが」は、物事の道理から外れているかもしれないことを言い表したものです。

またお門違いは、「御門違い」とすれば若干硬い表現となるでしょう。

まとめ

間違った方向性を持っているかもしれないけれど意見を述べるにあたり、「お門違いかもしれませんが」を用いるのでした。

これは方向性はもちろん、結論や仮説などを持ち出して使うこともできます。

言い替える場合は「ございます」の形で丁寧にしたり、「見当外れ」などの似た言葉を使ってみるのも良いです。

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