「試みたところ」というビジネス用語の「意味・使い方・例文・類語や言い替え」を分かりやすく解説していきます。
「試みたところ」とは?
「試みたところ」とは、「実際にやってみるとどうなるのか、試しにやってみたところ」を意味しているビジネス用語です。
「試みたところ」というのは、「実際にやるとどのような効果・影響があるのか、試しにしてみたところ」のニュアンスがあります。
「〜したところ」は接続助詞的な用法であり、前の文の内容を受けて「順接」あるいは「逆説」で文を続けることができます。
「試みたところ」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「試みたところ」のビジネス用語は、「試しにビジネスに関する行動をやってみたところ」を意味して使う使い方になります。
ビジネスメールの書き言葉において「セルフレジ導入を試みたところ、有人レジよりコスト削減ができました」などの使い方ができます。
「試みたところ」は、対面して会話するときの話し言葉としても使えます。
使うときの注意点は、「実際に試してみた結果どうなったのかまで伝えることで相手に話の趣旨・要点が伝わりやすくなる」ということです。
「試みたところ」を使った例文
・『大規模なECサイト運営を試みたところ、エンジニアの人材不足などの問題点が浮かび上がりました』
・『自社のリストラを試みたところ、ベテラン中高年社員の労働力が意外にも重要であったことに気づかされました』
・『会社の思い切った事業転換を試みたところ、時代の流れに乗って売上が一年で三倍近くにまで伸びました』
「試みたところ」の類語や言い替え
「試みたところ」の類語・言い替えの表現を紹介します。
・『試したところ』
・『やってみたところ』
・『実験してみたところ』
・『挑戦してみたところ』
「試みたところ」をシンプルな類語で言い替えると「試したところ」になります。
「試みたところ」には「実際にやってみたところ・実験的にやってみたところ」のニュアンスがあるので、「やってみたところ・実験してみたところ」といった類語でもほとんど同じ意味を表現できます。
新しいことを試みるの意味合いであれば、「挑戦してみたところ」といった類語も使うことができます。
まとめ
「試みたところ」というビジネス用語について詳しく解説しましたがいかがでしたか。
「試みたところ」の意味・使い方・例文・類語や言い替えを調べたいときは、この記事の解説内容をチェックしてみてください。