「ご忠告ありがとうございます」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「ご忠告ありがとうございます」とは?
「ご忠告ありがとうございます」とは、ビジネスシーンにおいて「ご指摘いただきましてありがとうございます」もしくは「警戒を促していただきまして感謝申し上げます」などという意味合いで用いられている表現です。
取引相手や得意先、あるいは自分の上司や先輩などから業務上で注意を受けたり、助言をもらった際などに使われている文言で、「おかげさまで悪い状況を好転することができました」などというニュアンスで使用されています。
「ご忠告ありがとうございます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご忠告ありがとうございます」とは、「ご進言をいただきまして大変ありがたい限りでございます」または「ご批判をいただきましてとても勉強になりました」などという意味合いで用いられている言い回しです。
ビジネス上では取引先や顧客などとさまざまなやり取りを行いながら業務を進めていくのが一般的ですが、稀にこちら側の誤った行為や判断ミスなどによって双方に不具合が生じてしまったり、それまでよかった状態が悪くなってしまうことがあり、そのような時には先方から注意を受けたり指導されてしまうような場合があります。
そのような場合には上記のフレーズを用いて相手に謝意を示すと共に、自身の前向きな気持ちなども表しておく必要があるでしょう。
「ご忠告ありがとうございます」を使った例文
・『弊社が取り扱う予定の新しいサービスにつきまして、ご忠告ありがとうございます』
・『前回の打ち合わせの際に頂戴いたしましたご忠告ありがとうございます』
「ご忠告ありがとうございます」の類語や言い替え
・『ご指摘いただきまして幸いでございます』
・『注意を喚起していただき感謝しております』
・『諭(さと)していただきましてありがとうございます』
まとめ
「ご忠告ありがとうございます」とは、ビジネスシーンにおいて「助言をいただくことができまして大変感謝しております」などという意味合いで用いられている言い回しです。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをしっかりと理解しながら、場面や状況などに応じてうまく使いこなすようにしましょう。