「常々伺っておりました」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「常々伺っておりました」とは? ビジネス用語

「常々伺っておりました」とは?

ビジネスにおけるメールや会話での使い方や例文を徹底した解釈で以下に詳しく説明します。

「常々伺っておりました」とは?

このフレーズの「常々」は、「いつもそうであること」「日常的なこと」「日頃」などの意です。

「常」には「普段」「いつも」という意味合いがあります。

そのため、「常」を重ねることにより、その意味である「いつもながらであること」を強調しています。

また、「伺う」「聞く」の謙譲語です。

「伺っております」とすれば謙譲語と丁寧語を使った表現となり、この語句の表現は過去形になっていますので、「聞いておりました」という意になります。

よって、このフレーズは「ふだんから聞いている」を敬語で表わした言葉です。

これにより、普段から聞き及んでいる様子を上手に表現したフレーズになります。


「常々伺っておりました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

それでは、「常々伺っております(おりました)」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。

このフレーズがよく場面としては、いつも双であることを表現したい時が挙げられます。

表現方法の例としては、「常々思っておりました」「常々考えていました」「常々感じていました」といった意味合いを表現する際になります。

「常々」はいつもそこ状態が続いていて変化使われるしない場合に使います。

すなわち、「常にいつも」といったニュアンスが含まれていることを意識して使います。

ちなみに、「常々」の対義語は「折々」となります。

「常々」には「かねがね」といった響きの似た語句がありますが、意味は異なります。

「かねがね」は以前からそうであること、「常々」はいつもそうであることを表現したいときに使います。


「常々伺っておりました」を使った例文

・『その件を記載した貴重な文書が蔵の中にあることを常々伺っておりました』
・『この家系を継ぐのは私だと、常々伺っておりました』

「常々伺っておりました」の類語や言い替え

このフレーズに類似した言葉や言い替えの一例を紹介します。

・『終始〜』
・『いつでも〜』
・『〜聞いておりました』

まとめ

このフレーズは、普段から何かを聞いている場合に使用できる言い回しです。

よって、「常々聞いておりました」という言い替えも可能です。

ただし、「伺う」には「聞く」の他に「訪ねる」の意味もあるため、使用する際は使い方に注意しましょう。

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