使い方に悩んでしまう、ビジネスフレーズもあるものです。
「高まっております」の正しい使い方と例文を見ていきましょう。
「高まっております」とは?
上昇するという訳があるのが「高まる」です。
また「おります」は「います」の謙譲語にあたり、この場合はへりくだってお伝えする様子をあらわしています。
「上がっています」や「強まっています」の丁寧な言い方といえるでしょう。
「高まっております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
上昇傾向であることを伝えるフレーズが「高まっております」です。
例えばある状況になる機運が高い時は「可能性が高まっております」といいます。
またトレンドになりかけている状況をあらわす時は「関心が高まっております」とあらわします。
注目度が高い時、ブームになりそうな状況を伝えたい時に取り入れていきましょう。
一方でこの言葉のみだと、信ぴょう性に欠けることも。
会議やプレゼンの席で取り上げる際は、データやグラフを見せながら具体的に説明していくといいでしょう。
「高まっております」を使った例文
・『個人投資家の勢いは、日増しに高まっております』
・『お客様のニーズはますます、高まっております』
「高まっております」の類語や言い替え
似ている表現に「高まっています」が挙げられます。
「います」は丁寧語のひとつ。
日常会話でも使いやすい、親しみやすい表現です。
謙譲語のニュアンスがある「高まっております」だと、仰々しくなりそうな時に代用するといいでしょう。
「週明けの円相場は、荒れる可能性が高まっています」と用います。
また言い替えの表現に「増えております」や「上昇しております」そして「増しております」があります。
例えばサービスや観光業の方なら「日帰り観光よりご宿泊されるお客様が、昨年度より増えております」と使えます。
まとめ
「高まっております」の適切な使い方を見てきました。
上昇するという意味合いがあります。
正しい使用法を心得て、ビジネスシーンに役立てていきましょう。