「全社一丸(ぜんしゃいちがん)」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「全社一丸」とは?
「全社一丸」とは、ビジネスの場において「所属しているすべての従業員がもっている気持ちをひとつにまとめて」あるいは「関係している人たち全員の力を合わせて」などという意味合いで使われている言い回しです。
企業における年末年始の挨拶や、特定の会合や集まりなどにおけるスピーチなどの際に使われている文言で、「勤務している社員みんなの思いを結集して」ないし「会社の存続をかけて」などというニュアンスで用いられている表現です。
「全社一丸」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「全社一丸」とは、「社員全員が一致団結して」もしくは「本来はバラバラである思いを一枚岩にして」などという意味合いで使われている言い回しです。
社員やスタッフなどとして特定の企業や会社などに所属している場合には、年末年始や事業年度の度ごとに経営者や取締役などからの挨拶や決意表明などが行われていますが、その中で「所属している人たちすべての気持ちをひとつにして」ないし「全員の前向きな思いを乗せて」などというニュアンスで使用されている表現です。
「全社一丸」を使った例文
・『来期も当該マーケットの状況はけっして芳しいものではございませんが、全社一丸となって乗り越えていく所存でございます』
・『不況のあおりを受けている厳しい状況ではございますが、全社一丸となることでより良い結果がもたらされることでしょう』
「全社一丸」の類語や言い替え
・『会社全体の思いをまとめて』
・『社員一同』
・『相互で援助し合いながら支え合うことによって』
まとめ
「全社一丸」とは、ビジネスシーンおいて「勤務しているスタッフ全員の気持ちをひとつにすることで」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをきちんと理解しながら、その時の場面や状況などに合わせて上手に使いこなすようにしましょう。